グループを使うと、同じセッションの中で参加者を一時的に分けて、見せる会話・画像・動画・選択肢を切り替えられます。
「全員で同じ進行を読む」だけでは作れない、秘密会話や別行動の演出に向いています。
例えば、
といった場面です。
対象のロールを特定グループへ移動し、そのグループ向けに会話ノードを再生します。
例えば、
というように、同時並行で別のシーンを進められます。
VC・グループ変更を使えば、通話先の分離とシナリオ進行の分離を同時に行えます。
別行動のあとに全員を共通グループへ戻せば、そこから先は再び全員共通の進行に戻せます。
「分岐させる」と「合流させる」をセットで考えると使いやすいです。
グループを使うと、グループごとに次のような出し分けができます。
まず、シナリオ設定の グループ で使いたいグループを定義します。
例:
全体 : 全員用探偵側 : 探偵チーム犯人側 : 犯人チーム全体 のような共通グループを基準にしておくと、最後に戻す先がわかりやすくなります。
アクションノードの VC・グループ変更 を使って、対象ロールを移動します。
ここでできるのは次の2つです。
どちらか片方だけでも使えますが、別行動の演出では両方を一緒に設定することが多いです。
会話、選択肢、画像、動画の各ノードには 再生対象グループ があります。
ここに対象グループを指定すると、そのグループにいる参加者だけがその演出を見ます。
例:
探偵側犯人側全体
探偵側 を作る探偵側 に移す探偵側 にする全体 に戻すこれで他の参加者には見えない相談シーンを作れます。
犯人側 を作る犯人側 に移す犯人側 向けに置く全体 に戻す短い秘密指示なら、この構成が最もシンプルです。
A班 と B班 を作る全体 へ合流させる調査フェーズや中間イベントで使いやすいパターンです。
スクリプトエディタには、ノードをまとめて整理するための「ノードのグループ化」があります。
これは画面上の整理機能で、プレイヤーの進行を分けるグループとは別です。
今回のレシピで扱っているのは、プレイ中の参加者を分けるグループです。
グループ分岐は便利ですが、戻し先が曖昧だと進行が複雑になります。
先に
全体 に戻すかを決めてから組むと破綻しにくくなります。
再生対象グループを設定しても、参加者がそのグループに移っていなければ演出は届きません。
演出ノードだけでなく、その前段の VC・グループ変更 が正しく入っているかを確認してください。
グループは、参加者の進行をチーム単位で分けるための機能です。
特に向いているのは次の2つです。
まずは 全体 と追加グループを1つ作り、
全体 に戻すという最小構成から試すのがおすすめです。